喜多方市内の中学校でのスプーン体験教室に、わたなべ木工の渡部氏と研修生、そして塩川で木工をしている小堀さんの3人講師として行ってきました。
中学1年生4クラスを対象に午前(3•4時間目)2クラス、午後2クラス(5•6時間目)授業を担当させていただきました。
50分授業なので1クラス2時間もなかったですが、中学生のみなさん本当に真剣に、ほとんど休憩なしでスプーンづくりに取り組んでくれました。
その甲斐あってか、全員時間内に仕上がって、なおかつ余裕のある子は焼きごてで名前やらマークやら書き込んで大変凝ったデザインに仕上がっていました。
講師一同、刃物をほとんど使った事のない子ども達が、2時間でなんとか仕上げてしまったことに大変驚き、また色んな意味で勉強になりました。
人前に立って何かを教えたり伝えたりすることの大変さ(相手が大人でも子どもでも)も痛感しました。この機会を与えてくださった教員の皆様に感謝したいと思います。
ちなみに今回の体験教室で用意させていただいた木は材質の柔らかい胡桃で、スプーンの口に入れる部分はこちらで荒取り加工させていただいてました。
よって生徒さん達は主に柄の部分をナイフで削り、ペーパーで仕上げ、オイルフィニッシュで仕上げました。