中学校でスプーン作り体験教室

喜多方市内の中学校でのスプーン体験教室に、わたなべ木工の渡部氏と研修生、そして塩川で木工をしている小堀さんの3人講師として行ってきました。

中学1年生4クラスを対象に午前(3•4時間目)2クラス、午後2クラス(5•6時間目)授業を担当させていただきました。

50分授業なので1クラス2時間もなかったですが、中学生のみなさん本当に真剣に、ほとんど休憩なしでスプーンづくりに取り組んでくれました。

その甲斐あってか、全員時間内に仕上がって、なおかつ余裕のある子は焼きごてで名前やらマークやら書き込んで大変凝ったデザインに仕上がっていました。

講師一同、刃物をほとんど使った事のない子ども達が、2時間でなんとか仕上げてしまったことに大変驚き、また色んな意味で勉強になりました。

人前に立って何かを教えたり伝えたりすることの大変さ(相手が大人でも子どもでも)も痛感しました。この機会を与えてくださった教員の皆様に感謝したいと思います。

ちなみに今回の体験教室で用意させていただいた木は材質の柔らかい胡桃で、スプーンの口に入れる部分はこちらで荒取り加工させていただいてました。

よって生徒さん達は主に柄の部分をナイフで削り、ペーパーで仕上げ、オイルフィニッシュで仕上げました。

スプーン作り体験

2011年12月冬の寒い中、まちづくり喜多方さんのイベントのひと枠で喜多方市でスプーン作りを行いました。

午後の短い間でしたがわたなべ氏と私(見習い)、講師として参加者の皆さんと一緒に楽しい時間を過ごす事ができました。またこういう機会があったら是非参加したいものです。

参加者の皆さんのクオリティーの高さにびっくり、逆に勉強させてもらいました。

写真左:
会場となった渡部製材所の工場。
これから木工の楽しめる場所として、市民の皆さんに解放するそうです。

写真右:
手作りスプーンを持って記念撮影。右のたくましい髭をお持ちの方が、渡部製材所のオーナー、その隣がわたなべ木工の同じく渡部氏。

会津の枝で縄文椅子をつくる

地産地消の家具をつくろう!と今まで温めていたアイディアが念願かなって実現。

ストックしてておいた不揃いの枝を組み立てて、イグサで座を編む。
残念ながらイグサは地元産じゃないものの、地元材を使っての家具づくりに手応えを感じた。

次回は座の部分も地元会津産の蔓や縄でつくってみたい。6〜7月中に山で木を切って皮を剥き次回作用の木の確保も順調だ。秋は座用の素材採りが楽しみ。

梅の枝を削る

春に枝の剪定をした梅の枝を使い、箸を作る。枝なら3ヶ月も経てば、乾燥して加工出来る。節の出た所を削ったり微妙な曲がりを直したりと枝なだけに癖も多いが、一点一点個性がある。持ち手の部分に残した梅の皮の色味もきれい。松竹梅なだけに品のある箸に仕上がった。